アップサイクルなプロダクトデザイン
DESIGN AWARD2022では絵画を保持するための「額装マット紙」の端材を使用したアップサイクルなアロマリードディフューザーのリード部分(スティック部分)を制作します。本来であれば捨ててしまうはずの「まだ使える」端材をアップサイクルすることで、ごみの消費量を減らし、持続可能な社会を目指すことを目的としたプロジェクトとなっております。
額装マット紙とは
厚さ2mm前後の額装用の台紙のことで、主に額縁に使用されます。額縁と作品の間に使用し余白を埋めることで、ガラス面と作品が接触することを防ぎ、作品の保存性を高める役割があります。
商品コンセプトをリード部分で表現
一枚の端材(額装マット紙)からオリジナルデザインのリードを作成してください。額装マット紙のため、極端な鋭角形状や複雑なデザインの表現には限界があります。マットカッターでカットするため、5mm以下の線幅を出すのは難しいですが、中抜きは可能です。
※サイズ制限:250mm角で安定性を考慮すること。
※下部120mmは、幅20mm以内であること。
※容器、香りについては規定のものになります。
応募資格 :学生(年齢国籍問わず、教育機関に所属する現役学生であること)
※全員学生であればグループでのエントリーも可能
参加費 :無料
応募締め切り :2022年12月18日(日)まで
エントリー方法:https://forms.gle/SAcrcUanu3D7nUQW6
※zipファイルにて上記フォームに送信お願いいたします
形式:リードデザイン→aiデータ or PDFデータ / コンセプト→PDFデータ
アロマディフューザーで使用する香り
3種類の香りを展開予定です。
黒文字(くろもじ)ウッディーな香りの中に爽やかな透明感のあるとても上品な香り。
菫(すみれ) 穏やかな春の野山に慎ましく咲く菫の、上品で可愛らしさのある香り
金木犀(きんもくせい) 優雅な金木犀の香りに柔らかなジャスミン、ローズを重ねたフローラルブーケの香り
※香りのサンプルは「画箋堂 河原町五条本店」「京都精華大学店」「京都美術工芸大学店」にてご準備しております。ご希望の方は店頭スタッフまでお声がけいただくか、下記の「香りサンプル取り寄せフォーム」にてお申し込みください。
香りサンプル取り寄せフォーム:https://forms.gle/5ELbPpKxHyG6Q6ef6
プロダクト情報
容器:京焼・清水焼(グレー色)
- 口径サイズ20mm
- 容量約100ml
- 縦約12cm、横8cm ※容器の詳細は口形のみ確定
- 額装マット紙:厚み1.5mm 色:アイボリー
著作権の取り扱い
受賞作品の日本および世界のすべての国の特許、実用新案、意匠、商標、著作権(著作権法第27条および第28条所定の権利を含む)に関するすべての権利は主催者に帰属するものとし、商品化にあたるデザインの一部改変についても了承したものとします。
発表方法
12月28日(水)に画箋堂HP( https://gwasendo.com/ )にて各賞の受賞者とデザインの発表を行います。
また、受賞者の方には個別に連絡します。
賞
最優秀賞(1名) :商品化&現金5万円
優秀賞(2名) :現金1万円
佳作(複数名) :現金5千円
※優秀賞、佳作についても商品化の可能性があります。
※商品化に関してデザインを一部変更する場合がございます。
審査員
京都美術工芸大学建築学部 特任教授/京都建築大学校 副校長 小梶吉隆
一級建築士・インテリアプランナー
京都市立芸術大学工芸家科デザイン専攻卒業。(株)竹中工務店設計部副部長を経て現職へ。小梶建築空間研究所一級建築士事務所代表。
代表作は、新神戸オリエンタルホテル、アプローズタワー、ハービスOSAKA(ザ・リッツカールトン大阪)、シオノギ医薬研究センター、福寿園京都本店、知恩院和順会館、大丸斎橋店本館など。インテリアプランニングアワード、JID 賞、京都デザイン賞他、建築関連の受賞多数。一般社団法人日本インテリプランナー協会理事、一般社団法人日本インテリアプランナー協会 関西会長
有限会社画箋堂:代表取締役 山本修三
京都産業大学経営学部卒業。
画箋堂入社後はDTP業務、各種SNSの開設・運用、ECの運営すると共に、河原町五条本 店でのワークショップの企画運営を行うなどO2O施策を担当。
2022年9月より代表取締役就任
株式会社80&Company:プロジェクトチーム 金谷 弘幸
立命館大学法学部卒業。
本企画のプロジェクトマネージャー。通販市場での生活用品・インテリア用品・IP関連商品のマーケティングからの企画開発、伝統工芸品の商品企画に造詣が深い。
京都商工会議所やJR西日本などの商品開発プロジェクトにアドバイザーとして参加。2018年GOOD DESIGN(商品プロデューサー)受賞。
株式会社80&Company:プロジェクトチーム 高垣 亜弥
本企画のクリエイティブディレクター。
ファッションデザインから、グラフィック・テキスタイルデザイナー、プロダクト開発、ライターとして活動。
コンセプト設計から入りクリエイティブ全般を担当している。